SSブログ

「ビリーブ 未来への大逆転」(2018年作品)感想 [映画]

ミミ・レダー監督によるアメリカの伝記映画。出演はフェリシティ・ジョーンズ、アーミー・ハマー、ジャスティン・セロー。

<あらすじ>

1950年代、女性のルースはハーバードのロースクールで学んでいたが、女性であるという理由で意見は無視され、同じく法律を学んでいた夫はニューヨークで弁護士になれたのに、ハーバード、コロンビアを首席で卒業した彼女には仕事がなかった。ルースは大学で法律を教えることになり、娘を育てながら教授職に就いたが、弁護士になりたかった夢をなぜ諦めねばならなかったのか考えた。

そこで独身男性もまた差別されていると知った彼女は裁判で同権について主張するも、過去の判例があって上手くいかない。そこで彼女は、過去の判例こそ宿痾だと主張して逆転勝訴を勝ち取った。

<雑感>

複数殺さないと死刑にしないとか、初犯は刑を軽減するとか、小さな子供への性的虐待の量刑が軽すぎるとか、そういうのもこの調子で覆してくれないかな。過去の判例こそ宿痾。これは結構使えそうなフレーズだな。覚えておこう。

1950年代のアメリカなんてマリリン・モンローの時代だから、まだ男女共働きすら珍しかった時代。黄金の50年代で、世の中が上手くいっているから細かいことは前例に基づいて決まったのは仕方なかった気がする。裁判を起こしたのは70年代。地獄のような時代だからこそ逆転で勝利できたのだろう。過去の判例こそ宿痾。つまり戦後民主主義こそ宿痾ってことだなwww

☆4.2。これはまだよく出ている方だが、こうやって怒り狂って、怒鳴り散らして、他人を見下し続けて、税金から当たり前のように金を奪って、出版物をいちいち自分たちでチェックして、最終的に幸福になる人間がどんどん少なくなっていくと自分たちこそ宿痾になるから気をつけろよな。


アイリスプラザ 食塩無添加 3種ミックスナッツ 850g (アーモンド カシューナッツ 生くるみ)

アイリスプラザ 食塩無添加 3種ミックスナッツ 850g (アーモンド カシューナッツ 生くるみ)

  • 出版社/メーカー: アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
  • 発売日: 2021/03/09
  • メディア: 食品&飲料









コメント(0) 
共通テーマ:映画

「パリの家族たち」(2018年作品)感想 [映画]

マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督によるフランスのオドレイ・フルーロ、オリヴィア・コート、クロチルド・クロ。

<あらすじ>

おフランスでは「母の日は本当に必要なのか」と考え始めていた。結論。「産まなきゃいいじゃん」「子供にキャリアを潰されるのは嫌」「子供が嫌い」「でもうちらも母親から生まれたじゃん」。再び結論。「わかんねー」

<雑感>

答えはわからないけど、悩んでる私たちは素敵。黄色人種とは違うのよ。

☆0.0。死ね。











コメント(0) 
共通テーマ:映画

「マイ・プレシャス・リスト」(2016年作品)感想 [映画]

スーザン・ジョンソン監督によるアメリカの青春コメディ映画。出演はベル・パウリー、ガブリエル・バーン、ネイサン・レイン。

<あらすじ>

IQ180のキャリー・ピルビーは、ハーバードを飛び級で卒業した後は何もせずに読書ばかりしていた。セラピストから幸せになるためにリストを提示されるがそれもバカらしくて治療から逃げてしまう。父親が心配して文書校正の仕事を見つけてきても最初は反発するが、仕方なく引き受けた。セラピーにも戻り、リストをひとつずつ実行していった。

その父が再婚を考えていると知ってキャリーはショックを受ける。恋愛に興味がないので、どう対応していいのかわからず彼女は困り果てる。結局セラピストが勧めた幸せになるためのリストは、彼女が孤独であることを悟らせるものだったのだ。ついに自分が孤独であることに気づいたキャリーは、父に心を開き、かつてキャリーと不倫関係になった大学教授宅から、借りパクされていた彼女の本を取り返し、ついでに殴った。

キャリーはリストを最後までやり遂げることにした。

<雑感>

孤独であるのにそれを一切感じない天才少女が、社会との接点を持つためにもう1度自分を立て直す話なのだが、天才というアドバンテージがあるためにかなり余裕である。むしろIQ80以下で人生積んでる人間が必死に世間に食らいついて生きている作品の方が好みではあるのだが、これも悪い作品ではない。

ただ、天才で、顔が人並みで、白人で、アメリカに住んでいて、貧しくもないという何のハンデもない女が救われるの救われないのとやっても、最後に上手くいくに決まってるじゃないか。「こいつを幸福にするのはかなり難しそうだ」って奴が、本人の努力で一人前になる作品の方が好感が持てるのは仕方がない。

☆3.8。これくらい余裕綽々なら、むしろ一生孤独に研究するくらいで世間と釣り合いが取れそうなものだが。








[フィラ] サンダル メンズ 黒 FILA 26cm ブラック fila20ss025

[フィラ] サンダル メンズ 黒 FILA 26cm ブラック fila20ss025

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: ウェア&シューズ



コメント(0) 
共通テーマ:映画

「コッホ先生と僕らの革命」(2011年作品)感想 [映画]

セバスチャン・グロブラー監督によるドイツの伝記映画。出演はダニエル・ブリュール、ブルクハルト・クラウスナー、ユストゥス・フォン・ドーナニー。

<あらすじ>

コンラート・コッホは英国留学後にギムナジウムで教えることになり、ドイツで初めての英語教師になった。この学校は反英主義者が多く、コッホは快く思われなかった。そこでコッホはイギリスから持ち帰ったサッカーボールでサッカーを教え始めた。すると子供たちは次第に興味を持って英語も学ぶようになった。

子供たちはコッホを受け入れたが、父兄の一部がコッホを反ドイツの社会主義者と罵り始め、強力的な労働者階級の生徒もろとも学校から追い出そうと画策した。そこに英国からサッカーチームがやってくる。追い出される寸前だったコッホと労働者階級の生徒がいなければ英国チームに勝てないというので急遽呼び戻し、試合は無事にドイツが勝利した。

こうして関係者一同はコッホを受け入れるようになった。

<雑感>

という実話をもとにした作品らしいのだが、ものすごく嘘っぽい。ギムナジウムの生徒が英国を嫌っているのはまだわかるが、フェアプレイの精神と自由と平等はドイツにもあっただろう? 1800年代後半の時代ならドイツの方が進んでいたんじゃないのか?

☆3.8。すごくいい映画なんだけど、なんだか歴史的な事実と噛み合っていないところが多くないか? 時代的にもっと合理主義に傾倒していると思うのだが。








(エイト) 8(eight)ワイドパンツ デニム ジーンズ インディゴL

(エイト) 8(eight)ワイドパンツ デニム ジーンズ インディゴL

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: ウェア&シューズ



コメント(0) 
共通テーマ:映画

「ゴッドファーザー PART III」(1990年作品)感想 [映画]

フランシス・フォード・コッポラ監督によるアメリカのドラマ映画。出演はアル・パチーノ、ダイアン・キートン、タリア・シャイア。

<あらすじ>

バチカンへの寄付行為によって社会的な地位を得たマイケル・コルレオーネは、非合法な活動から引退して組織を合法なものに改めようとしていた。しかしアンソニーはマフィアの活動とともに父を嫌悪しており、オペラ歌手を目指していた。そこでマイケルは兄ソニーの息子ヴィンセントを跡取りに考えていた。後見人はマイケルとジョーイ・ザザ。ところがファミリーと信頼関係があったはずのザザが、ドン・アルトベッロについてしまい反乱を起こした。これにより多くの同士が死亡した。

反撃に出なければいけないところであったが、マイケルはかつてのマイケルではなくなっていた。合法化への意志は固く、アンソニーとの和解も諦めていない彼は、さらに糖尿病を患って生命の危機にあった。そんなマイケルの姿を見て焦ったヴィンセントは、コニーの支援を受けてザザを殺す。マイケルはこの単独行動を諫めるものの、穏便にすまそうとするマイケルの周囲は、彼の命を狙う暗殺者だらけだった。バチカンから名誉を授かった彼を快く思わない者は多かったのである。

マイケルは前妻ケイと和解した。そしてゴッド・ファーザーの地位をヴィンセントに譲って自身は引退した。ヴィンセントはマイケルの娘と恋仲になっていたが、もはやマフィアとは縁を切りたいマイケルは地位を譲る条件として彼女と縁を切ることを受け入れた。

アンソニーのオペラデビューの日、家族で観劇に出掛けたマイケルたちであったが、報復しか頭にないヴィンセントは対立幹部3人を暗殺した。彼らの元からやってきていた暗殺者はマイケルを襲撃して負傷させるが、この際に娘が射殺されてしまった。家族をすべて失ったマイケルは絶叫する。この後引退した彼は故郷シチリアで孤独のうちに死んだ。

<雑感>

再編集版というのは「ゴッドファーザー PART III」の公開に合わせて制作されたもので、再編集版を見た後に「ゴッドファーザー PART III」を見ると流れがわかりやすい。コッポラ監督自身は前作で話を完結させていたつもりであったが、ファンの後押しと映画会社の要求によって後日談としてこの作品を完成させた。16年経ってからのことである。

ヴィンセント役はアンディ・ガルシア。これがまたはまり役で本当の家族のようだった。マイケルの娘メアリー役はソフィア・コッポラ。彼女がオペラ座の階段で流れ弾に当たって死ぬシーンは何度見ても鳥肌が立つ。階段の下からあおりで群衆を映しているのだが、ワラワラと人が散らばるところで嫌な予感を察し、ドレスを血で染めたメアリーがばたりと倒れる。それをマイケルとヴィンセントが絶望の表情で見るのだ。マイケルの慟哭シーンは名シーンである。

☆5.0。この映画を評価しない人もいるだろうが、もしマイケルが歳を取っても弱気にならず、若いころのままイキリ散らかす老人になっていたら「ゴッドファーザー」シリーズはこれほど名作になっただろうか? 家族を次々に失ったマイケルが、残った家族のために資産を使ってバチカンとの関係を持ち、静かに故郷で暮らすことだけを考えているところに悲劇が襲うからこそ、名作ではないのかと。

イキりゃいいってものじゃない。











コメント(0) 
共通テーマ:映画

「ゴッドファーザー PART II」(1974年作品)感想 [映画]

フランシス・フォード・コッポラ監督によるアメリカのドラマ映画。出演はアル・パチーノ、ロバート・デュヴァル、ダイアン・キートン。

<あらすじ>

シチリア島コルレオーネ村で生まれたヴィトーは、父と兄をマフィアに殺され、さらに自分も殺されるところを母が自らの死でそれを防ぎ、アメリカへの移民船に乗せられた。英語のできない彼は入管の質問に答えられなかったので、つけていた名札からヴィトー・コルレオーネとなった。彼は9歳だった。

長じたヴィトーは雑貨屋で真面目に働き、結婚した長男のソニーも生まれた。ところがマフィアによって職を追われて犯罪に手を染めるようになる。みかじめ料を要求された彼だったが、単独でマフィアのファヌッチを殺害、嫌われ者を殺した男として地元の隠れた英雄となった。

オリーブオイル輸入事業を行うジェンコ貿易会社を経営する傍ら、街の諍いごとをの調停役を務めるようになった彼は、名実ともにドンと呼ばれる男になっていった。そして故郷シチリアに凱旋すると、家族を殺したドン・チッチオに復讐を果たした。

ヴィトーの息子マイケルは、拠点をニューヨークからネバダ州へ移していた。元の縄張りはフランク・ペンタンジェリに譲っていたが、彼はトラブルを抱えて調停役を頼んできた。するとすかさず襲撃を受けた。犯人は身近な人物。マイケルは義兄の弁護士トム・ヘイゲンにネバダを預け、ロスの家に赴き、犯人をペンタンジェリだと話し、ニューヨークのペンタンジェリ邸に乗り込むと犯人はロスだと逆のことを話した。マイケルはこの揺さぶりを通じて裏切り者を炙り出した。

マイケルはロスの暗殺を指示したが、ロスは生き延びた。これによってマイケルの裏の顔が公聴会で暴かれることになったが、マイケルは子飼いの議員を使って窮地を脱する。一方で堅気時代に結婚した妻のケイが離婚を申し出て、子供を置いて家から追い出された。代わりに妹コニーを和解するものの、非常に徹するマイケルはもはや軍隊時代の英雄ではなくなっていた。

ペンタンジェリとロスはマイケルに殺された。しかし、マイケルは家族の多くをなくして孤独になっていった。

<雑感>

「ゴッドファーザー PART II」は、マイケルの人生とヴィトーの人生が交互に映画かれており、時系列はバラバラになっている。これは、マフィアのボスとして君臨している姿だけではなく、そこに至る過程や人生の岐路などの共通点を求めながら、家族を守り切ったヴィトーとマイケルの相違点も浮き彫りにする構造なのだ。

これを時系列に沿って再編集したテレビ版が存在しており、日本ではWOWOWで放送された。昨日の昼から観ているのは録画した再編集版の方だ。それをオレが嫁に解説している。若干迷惑そうである。この時系列を揃えた再編集版の感想記事となるとあらすじが途方もなく長くなるので、記事は劇場版に沿っている。

☆5.0。家族を失ったことがすべての始まりであったヴィトーと、徐々に家族を失いつつあるマイケルの苦悩が心にぐっと迫ってくる。長い作品で敬遠されがちであるが、映画好きの若者はプライム特典にあるうちに観ておくべきだろう。











コメント(0) 
共通テーマ:映画

「ゴッド・ファーザー」(1972年作品)感想 [映画]

フランシス・フォード・コッポラ監督によるアメリカのドラマ映画。出演はマーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン。

<あらすじ>

コルレオーネ・ファミリーのドン・コルレオーネ(ヴィトー)は、家族想いな人物である一方、裏社会を牛耳る残忍な男でもあった。子供たちと養子は何らかの形でマフィアと繋がりがあったが、末っ子のマイケルは軍隊に入って手柄を立て、アメリカの英雄になっていた。

ヴィトーは昔気質のマフィアで、麻薬を扱おうとしなかった。彼の縄張りでは麻薬が売れない。アメリカ5大ファミリーのひとつタッタリア・ファミリーから麻薬の取引を持ち掛けられるがヴィトーは断った。これが原因でヴィトーは襲撃されて意識不明の重体となってしまう。いったんは報復を我慢したコルレオーネ・ファミリーであったが、病院が襲撃されて激怒、タッタリア・ファミリーの跡取りを殺害した。この事件を契機に、マイケルがファミリーに入った。

コルレオーネ・ファミリーはタッタリアを追い詰めていくが、指揮を執っていたソニーが殺され一転窮地に陥った。意識を取り戻したヴィトーは、息子ソニーの死にショックを受けるが、手打ちを決めてマフィアの会合で条件を提示した。一方でマイケルに事件の黒幕を教えた。マイケルはコルレオーネ・ファミリーの跡取りとなった。

マイケルには経験がなく、ファミリーは動揺した。彼は組織を合法化することを考え、組織改革に乗り出した。ラスベガスを拠点にする計画は失敗、ファミリーの先行きに暗雲が垂れ込めた。ヴィトーは自分の死後に敵が仕掛けてくることをマイケルに教え、さらにバルジーニとの会談を持ち掛けてくる人間が裏切り者だと教えた。その人物はファミリーの最古参テシオだった。テシオはマイケルの暗殺を目論んでいた。

洗礼式の日、コルレオーネ・ファミリーは5大ファミリーのボス全員を殺害、裏切り者のテシオ、カルロも粛清した。息子の洗礼式を台無しにされたコニーはマイケルの非道をなじるが、その日動作こそがマイケルがファミリーのゴッドファーザーになった証であった。

<雑感>

マフィア映画の大傑作であり金字塔である本作。それまでマフィアを扱った作品は、マフィアの格好をした役者が舞台でマフィアの演技をしているところを撮影しただけの代物だった。ところが本作はそうした古い表現手法を一切排し、徹底したリアリティを追及している。

それまでのマフィア映画は、話を進めるために役者が早口で喋りどんどん話を動かしていく。しかしこの映画は間を大事にしており、カメラもバストショットやアップを多用、役者の科白に重みを持たせた。舞台の影響が強かった映画界を変革した作品と言っていいだろう。黒澤明などはすでにやっていたが、アメリカで古いハリウッドの手法を壊す人間はなかなか現れなかった。

また音楽が印象的で、映画音楽の最高傑作は「ゴッド・ファーザー」のテーマじゃないだろうか。

☆5.0。大ベストセラーとなった原作の魅力を余すことなく映像化した作品で、のちのマフィア映画に多大な影響を与えた。











コメント(0) 
共通テーマ:映画

本日のツイカス 2021/05/31・NHK好き放題やる [日記]


コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感