SSブログ

「最後の猿の惑星」(1973年作品)感想 [映画]

J・リー・トンプソン監督によるアメリカのSF映画。出演はロディ・マクドウォール、リュー・エアーズ、ジョン・ヒューストン、ポール・ウィリアムズ。

<あらすじ>

シーザーの猿の惑星宣言に端を発した猿の反乱は、最終的に核戦争に繋がり、地上の生物は死んでいった。地上は猿の惑星となり、生き延びた人間はミュータントとなって地下に潜伏した。シーザーとミュータントの戦いが起こり、さらにシーザーを巡って猿同士の争いも勃発した。

シーザーは母ジーラが「猿が地球を滅ぼす」と証言しているテープを発見して、猿と人類の融和を試みた。戦いの末に人類と仲直りを果たしたシーザーは、戦争の終結を宣言して未来は変わった。600年後、猿と人間は一緒に教育を受けるようになっていた。

<雑感>

この最終作は本当に駄作。核戦争の恐怖が薄らいでしまっている。猿と人間との戦いで核兵器が使われたと劇中で断言してしまったために、第1作で物語の背景として描かれた「米ソ冷戦のようなことを続けていたら人類は猿にも劣る立場になるぞ」との警告が意味をなくしてしまったのだ。

猿と戦って核兵器を使用したというのなら、猿を滅ぼせばいいという話になって、巡り巡って核兵器の肯定に繋がってしまう。あくまで人間同士が戦って、人類滅亡後の世界で猿が指導的立場に立った、猿は人間を他山の石として慎重に社会を運営しており、平和で文明的な社会を維持しているとしなければならなかった。それが本来の「猿の惑星」の趣旨なのだ。

☆3.5。作るたびに低レベル化していった本作だが、それでも今なお色褪せないテーマ性を持った古典SFの傑作、それが「猿の惑星」なのだ。


GODIVA ゴディバ マスターピースシェアリングパック 45粒入

GODIVA ゴディバ マスターピースシェアリングパック 45粒入

  • 出版社/メーカー: ゴディバジャパン
  • メディア:






資生堂パーラー ラ・ガナシュ14個入

資生堂パーラー ラ・ガナシュ14個入

  • 出版社/メーカー: 資生堂パーラー
  • メディア:






コメント(0) 
共通テーマ:映画

「猿の惑星・征服」(1972年作品)感想 [映画]

J・リー・トンプソン監督によるアメリカのSF映画。出演はロディ・マクドウォール、ドン・マレー、リカルド・モンタルバン。

<あらすじ>

地球に未知のウイルスが蔓延して犬と猫が絶滅してしまった。人類はそれに代わるペットとして猿を飼うようになった。猿と暮らし始めた人類は、訓練次第で猿にも労働が出来ることに気がついた。こうして猿は奴隷となって人間のために働くことになった。

コーネリアス・ジーラ夫妻の遺児マイロは、オークションで高く買われてシーザーと名付けられた。育ての親でサーカス団のアーマンドが警察に殺害されたと知ったシーザーは復讐を決意。警察は言葉を喋る猿であるシーザーを捕らえ拷問にかけた。さらに怒りを増幅させたシーザーは、人間と戦い勝利をした。しかし、自分を逃がしてくれたリサの説得で復讐は断念し、地球が猿の惑星になったことを高らかに宣言した。

<雑感>

まぁこうしてどんどん話が逸れていく。2次創作も含む続編などは、短ければ短いほどいい。自分もいまGレコの2次創作活動をしているが、長くなればなるほど本編から離れていく。あまり良いことではない。

意外にここまで観ていない人も多くて、高校時代に「猿の惑星」の話をしていたときに、「マイロがシーザーになって・・・」と話してもきょとんとされることが多かった。みんなここまではあまり興味がなく、第1作、もしくは2作までで視聴を打ち切っている。

オレはしつこいからずっと観てしまったが。

☆4.0。猿が人間に対して反乱を起こすところまで描くと、人類がほぼ絶滅するところまでやらねばならず、米ソ冷戦時代の恐怖の象徴であった核戦争が何のために起こったのかよくわからなくなる。国家間対立の愚かしさを、人間と猿の対立に置き換えてはいけなかったのだ。











コメント(0) 
共通テーマ:映画

「新・猿の惑星」(1971年作品)感想 [映画]

ドン・テイラー監督によるアメリカのSF映画。出演はロディ・マクドウォール、キム・ハンター、ブラッドフォード・ディルマン。

<あらすじ>

コーネリアスとジーラは、テイラーが乗ってきた宇宙船で脱出したが、爆発の影響で時空が歪んで1973年のアメリカへタイムスリップしてしまった。テイラーと逆の立場になったふたりは言葉を発しないまま時間を過ごしていたが、猿扱いに耐えかねたジーラが喋ってしまい、人類はパニックになる。

尋問委員会に呼び出されたふたりは、自分たちが未来から来たこと、人類が戦争で滅びたことなどを新調に話した。たちまち大スターになったふたりは、行動の自由が認められてあちこち見分させてもらったが、ジーラの妊娠が発覚すると状況は一変。酔わされたジーラが地球の滅亡のことや猿が地球を支配することなどを喋ってしまい、喋る猿の祖先はコーネリアスとジーラに違いないと彼らは命を狙われることになった。

追われたふたりは、生まれた子に一緒に地球へやってきたマイロの名をつけ、喋らない猿であるチンパンジーの子と入れ替えた。そしてコーネリアスとジーラ、それに入れ替えたチンパンジーの子供が殺された。

<雑感>

この辺りになると、物語の中でドラマを作っているだけで、テーマ性からは遠くなっていく。しかし、酔わされたジーラがずっと隠していたことを喋ってしまってからの急展開は見事。最後にコーネリアスとジーラが死んでいく場面も印象的。チンパンジーの子供を身代わりにしたことで、続編が作りやすくなっている。

☆4.5。新シリーズ。あれはあかんぞ。





フェレロ ロシェ(FERRERO ROCHER) T-30 チョコレート 30粒

フェレロ ロシェ(FERRERO ROCHER) T-30 チョコレート 30粒

  • 出版社/メーカー: フェレロ
  • 発売日: 2015/01/10
  • メディア: 食品&飲料






コメント(0) 
共通テーマ:映画

「続・猿の惑星」(1970年作品)感想 [映画]

テッド・ポスト監督によるアメリカのSF映画。出演はチャールトン・ヘストン、ジェームズ・フランシスカス、キム・ハンター、リンダ・ハリソン。

<あらすじ>

禁足地の旅を続けていたテイラーとノバだったが、突然テイラーが消えてしまった。ノバが辺りを彷徨っていると、別の宇宙船でやってきたブレントに発見され、ブレントはノバの首に掛かっていた認識票でテイラーがこの惑星にいることを知った。

そのころ猿の社会では、食糧難解決のために禁足地の開発が訴えられていた。猿たちは禁足地へと侵攻していく。だがなぜか幻覚を見せられてしまう。それをやっているのは、人類の生き残りで、コバルト爆弾を神を崇めるミュータント化した人類の生き残りであった。

ブレントはミュータントに捕まるとそこにはテイラーの姿があった。ブレントとテイラーはともに彼らへの協力を拒んだために、超能力で操られて殺し合いをさせられた。助けたのは言葉を発したノバであった。テイラーとブレントは、彼らが信奉するコバルト爆弾を引き倒そうとしてミュータントと銃撃戦になった。ブレントは死亡。

さらにザイアスの言葉に猿に対しても絶望してしまったテイラーは、コバルト爆弾を起爆させた。こうして地球は滅びた。

<雑感>

この作品も衝撃的だった。子供のころ、ミュータントが出てくるたびに親の背中の後ろに隠れていたわ。原爆にすがっている人類の哀れな姿が悲しくて仕方がなかった。なぜ人類はもっと賢くなれないのだろうって子供のころはそう思ったものだ。

実は人類が愚かなのは、この映画を作った連中が原因だって気づいたときの衝撃も大きかった。やっぱり、リベラルな気分というのは、気分のまま終わらせてはいけなくて、ちゃんと哲学的な裏付けを取らなきゃいけない。哲学の裏付けというのは「未来は不確実で、絶対正しいものは存在せず、理想は一時的な目標に過ぎない」というものだ。

理想を「絶対的な到達点」だと勘違いしてはいけないんだな。核兵器が開発されてしまったら、それを使わないまま維持して核兵器が要らなくなる状況がやってくるまで待たなきゃいけない。

☆5.0。本当はこの作品で決着がついたはずなのだが、蛇足が3作もある。





【PLANET OF THE APES】猿の惑星 オフィシャルライセンスTシャツ#1 (M)

【PLANET OF THE APES】猿の惑星 オフィシャルライセンスTシャツ#1 (M)

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: ウェア&シューズ



PLANET OF THE APES 猿の惑星 Collage Tシャツ (S, ホワイト)

PLANET OF THE APES 猿の惑星 Collage Tシャツ (S, ホワイト)

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: ウェア&シューズ






コメント(0) 
共通テーマ:映画

「猿の惑星」(1968年作品)感想 [映画]

フランクリン・J・シャフナー監督によるアメリカのSF映画。出演はチャールトン・ヘストン、ロディ・マクドウォール、キム・ハンター。

<あらすじ>

テイラー、ドッジ、ランドンの宇宙飛行士が目覚めたとき、宇宙船は謎の惑星に不時着していた。その惑星は猿が支配し、人間は裸の猿として処分の対象となっていた。ドッジは殺され、ランドンは捕獲され、テイラー船長も喉に深い傷を負った。テイラーが目覚めるとそこは動物病院であった。

声が出なくなったテイラー船長は、裸の猿として扱われた。なぜならこの惑星の人間に近い種族は話をすることができなかったからだ。彼の治療に当たったチンパンジーの獣医・ジーラ博士は、猿は話すことのできない裸の猿から進化したと考えて研究を続けている人物だった。

考古学者でジーラの婚約者コーネリアスはその考えに懐疑的であったが、喉の傷が癒えて言葉を発したテイラーを見て考えを改めた。捕まっていた来どんは脳外科手術で廃人にされており、テイラーは自分はミュータントだと証言するようオラウータンのザイアス博士に恫喝された。

禁足地とは何なのか。なぜこの星の人間は話すことができないのか。なぜ猿が人間のように振舞っているのか。ザイアス博士が何か隠していると睨んだテイラーは、ジーラたちの助けを受けて檻から脱走すると、禁足地へと向かった。ジーラとコーネリアスもまた真実を求めてテイラーと行動を共にした。

ノバと名付けた美女を伴ったテイラーは、禁足地へと足を踏み入れた。コーネリアスはかつて洞窟で猿の聖典とは矛盾する高度な文明の跡を発見していたが、ザイアスもまた同じ考えを持っていたのだ。しかし責任ある立場にあるザイアスは、それを隠蔽していたのだった。

テイラーはノバとともに禁足地の奥へと海岸を辿っていく。そして彼が発見したのは、崩れ去った自由の女神であった。猿の惑星は、未来の地球だったのだ。

<雑感>

古典SF映画の傑作「猿の惑星」。前から感想記事を書くつもりでいたのだが、アマゾンの謎映画が途切れることなく追加されるので延び延びになっていた。

これは珍しく父親に勧められてテレビで視聴したのが最初。何もかもが新鮮で、食い入るように画面を凝視していたものだ。猿が喋って、人間が喋れないことが当時は衝撃だった。自由の女神がアメリカを象徴するものだと知ったのはこの映画だ。父が教えてくれた。彼はSFファンなのである。

細かいところも驚くことばかりだった。喋れないはずの人間なのに、人間に似せた人形が見つかってしまい、やはり猿は人間から進化したんじゃないかとジーラとコーネリアスが話しているのに、ザイアスは頑なに認めない。ところが人形の腹を押すと「ムギュー」と鳴る。つまり人間はかつて喋っていたことが証明されたのだ。あの演出は衝撃的だった。よく考えてある。

ノバ役のリンダ・ハリソンの美しさにも魅了された。

後に「猿の軍団」「リュウの道」などを見たり読んだりするときの手助けもにもなった。幼少期に「猿の惑星」を視聴していなかったら、果たしてSFファンになっただろうか。

☆5.0。まさに衝撃的傑作。それに、ジーラとコーネリアスの造形や衣装や演技も印象的だった。


猿の惑星 ブルーレイコレクション (6枚組) [Blu-ray]

猿の惑星 ブルーレイコレクション (6枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: Blu-ray



猿の惑星 プリクエル ブルーレイコレクション (3枚組) [Blu-ray]

猿の惑星 プリクエル ブルーレイコレクション (3枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: Blu-ray



猿の惑星 (創元SF文庫)

猿の惑星 (創元SF文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2021/03/19
  • メディア: 文庫



『猿の惑星』隠された真実

『猿の惑星』隠された真実

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2001/08/01
  • メディア: 単行本



コメント(0) 
共通テーマ:映画

「エイリアン」(1979年作品)感想 [映画]

リドリー・スコット監督によるアメリカのSF映画。出演はトム・スケリット、シガニー・ウィーバー、ヴェロニカ・カートライト。

<あらすじ>

宇宙貨物船ノストロモ号は地球への帰還途上にあった。突然コールドスリープから起こされた乗員たちは、近くに放棄された巨大宇宙船があってそこから電波が発信されていると聞かされる。生命反応があるとのことで規約上探査に向かわねばならなかった。

宇宙船には未知の生物の死体があった。腹が食い破られている。さらに宇宙船内部を調べていると、突然カブトガニのような生物に襲撃された。それは襲った男に卵を産み付けて腹を食い破って出現した。とてつもなく攻撃的な生物であったために全員で捕らえようとするも乗員たちは次々に犠牲になっていった。

エレン・リプリーはホストコンピューターマザーにアクセスをして、知的生命体との接触があった場合はそれを持ち帰ることが最優先となって、乗員の生命は放棄してもいいとの規約を見つける。それを見たアッシュは、リプリーを襲撃。アッシュは謎の乗組員であったためにジョーン・ランバートが殴りつけるとアッシュの頭部はもげてロボットであることが明らかになった。

会社は自分たちの命を守ることより知的生命体を持ち帰ることを優先していると知った生き残りは、宇宙船を破壊してシャトルで脱出しようと目論んだ。しかしその前に襲撃されて、リプリー以外は殺されてしまう。リプリーはシャトルに乗り込んで脱出したが、エイリアンはすでにシャトルに乗り込んでいた。リプリーは荷物と一緒にエイリアンを船外へ放出して難を逃れた。

<雑感>

献血しながら視聴したのだが、まさに傑作。昨今の低予算映画と違って、各シーンが絵になっている。遠景近景人物が印象的に配置されている。最近の作品は、アップばっかりでつまらんよ。この作品もほとんどはガラスに描いた絵で、それほど予算が掛かっているわけではない。

そして何といってもギーガーのデザインの素晴らしさ。替えの効かない個性的デザインがこの作品を稀有なものにしている。アーティストが見る幻視というものがいかに貴重な代物かよくわかる。ギーガーの代替は存在しないのだ。これが個性というものだ。

ところが昨今の映画業界は、資本家がとにかく偉いとされていて、個性のある監督を敬遠し、癖のある脚本家を干し、イエスマンばかりで映画を作る。俳優が出資してプロデューサーに名を連ねた映画のつまらんことつまらんこと。ブラッド・ピットとかディカプリオらの世代が本当にハリウッドをダメにした。むかしは出資者とプロデューサーと監督が丁々発止でやり合って監督が作りたい映像を作っていたのに。だから面白い作品が生まれた。

映画はアートだし、アートだから映画を観ている。資本家が一番偉い映画なんて、そんなものを見て何を楽しめってんだ。

☆5.0。最高ですよ。








明治 チョコレート効果カカオ72%大容量ボックス 1kg

明治 チョコレート効果カカオ72%大容量ボックス 1kg

  • 出版社/メーカー: 明治
  • 発売日: 2018/10/02
  • メディア: 食品&飲料



チロルチョコ 105粒セット

チロルチョコ 105粒セット

  • 出版社/メーカー: チロルチョコ
  • メディア:



コメント(0) 
共通テーマ:映画

献血2021年3月19日 [日記]

本日献血日。昨日の午前中が予約でいっぱいだったので1日ずらす。

血小板が10月12日まで制限が掛かっているので本日は血漿を寄付。これで成分献血は制限いっぱいになって血漿も9月28日までできなくなった。次回からは全血になる。

「エイリアン」を視聴しながら大人しくしていたのだが、メッチャ面白い。映像が凄い。











はたらく細胞 血小板 Tシャツ Lサイズ

はたらく細胞 血小板 Tシャツ Lサイズ

  • 出版社/メーカー: ムービック(Movic)
  • 発売日: 2019/12/16
  • メディア: おもちゃ&ホビー



コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感