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「ザ・バスタード」(2013年作品)感想 [映画]

ナジブ・ベルカディ監督によるフランス、チュニジア、カタールのドラマ映画。出演はモヌーン・シューヤ、ロブナ・ノーメネ、タウフィク・エル・バハリー。

<あらすじ>

孤児のモフセンは村の鼻つまみ者。警備員の仕事も女強盗を見逃して馘首になった。あるとき自宅に電波塔を建てられた。毎月金が入ってくる。それを嫉妬した金持ちのバカ息子が携帯の販売を独占しようと嫌がらせをしてきた。対立するうちにモフセンの力は徐々に増していった。

彼は村人から電波使用料を取ると言い出した。飼っていた猫がいなくなり、彼は孤独になっていく。それを金で生めようとしたが駄目だった。そして目が見えなくなっていく。金持ちのバカ息子が彼に復讐するためやってきた。その声を聴いたとき、彼は仰向けに倒れて死んだ。

<雑感>

金持ちのバカ息子は母親の力が強くてそれに逆らえない。でも本当は「捨て子」とバカにしながらも小さいころからの知り合いで嫌いではないのだ。モフセンは孤独で、金に執着はなかったが、あまりに理不尽なことが横行して金があればどうにかなるのかと夢見た。でもダメだった。

孤独はおカネでも携帯電話でも救うことはできなかった。そんな話。

☆3.5。これは悪くない作品だった。中東の映画は独特の感性があって嫌いじゃない。それにアメリカと比較して中東の映画に宗教臭さを感じることも少ない。

映画に普遍性を求める彼らと、自分たちのスタンダードが普遍的であるべきだと勘違いしているアメリカ人の差だと思っている。











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