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「旅するジーンズと19歳の旅立ち」(2008年作品)感想 [映画]

サナー・ハムリ監督によるアメリカの青春映画。出演はアンバー・タンブリン、アメリカ・フェレーラ、ブレイク・ライブリー。

<あらすじ>

カルメン、ブリジット、リーナの3人は大学に進学して地元を離れた。ティビーは地元に残ってバイトをしながら映画の脚本を書き続けた。それぞれバラバラに生活しながら、やがてかつてのものとは違う友情を取り戻していった。

<雑感>

ジーンズが行方不明になって、それぞれバラバラに生活しているところから、ギリシアかどこかで再会して変わらぬ友情を確かめ合う話。誰の身体にも合うジーンズというのはやはり子供時代の学校の中における平等な環境のことで、日本でいえば制服のようなもの。16歳のときはそれが徐々に自分に合わなくなることを確かめていた。そして19歳になって完全に必要ではなくなった。

中学生までは子供はみんな「生徒」のひとりでそれほど個性はない(みんな同じジーンズ)が、高校に入ると徐々にそれが合わなくなってくる。それでもみんなの身体に合う魔法のジーンズを共有し合ってみると、やはりその魔法は思い出でしかなく自分が必要としているものではなくなっている。そして大学へ進学して個性を確立(ジーンズの紛失)して再び巡り合う。

大体そんな感じの話だ。日本なら確実に制服で表現されるものがこのアメリカ映画ではジーンズで表現されている。日本で思い出したが、子供にとって制服は特別で思い出と一緒にあるものなのに、邦画関係者は学生を表現する記号としてしか制服を使わない。本当に脚本家のレベル低いよな。

☆3.6。子供たちが子供たちでなくなって、ジーンズは必要とされなくなった。昔のように平等を保障してくれるものは何もないが、自我を確立して独立の端緒についた彼女たちは、自分の意思で昔の仲間を友人として受け入れる。ジーンズという既製品がなくとも、彼女たちの友情は壊れなかった。その部分がとてもうまく表現されていた作品だった。


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