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「盗まれた欲情」(1958年作品)感想 [映画]

今村昌平監督による日本のドラマ映画。出演は長門裕之、香月美奈子、南田洋子。

<あらすじ>

山村民之助一座が小さな村へとやってきた。久々の娯楽と会って超満員。一座は浮かれ劇もノリにのった。一座の脚本家国田信吉は自らの解釈による新芝居をやりたかったが、旅の一座は難しいものはやりたくない。低俗な劇団にいていいのか悩む信吉。そんな彼を慕う一座の娘千草。彼女は独り悩める信吉に寄り添い肉体を捧げた。

ところが彼女の姉の千鳥も信吉を狙っていた。千鳥は看板役者の妻だったが、信吉のことを好きだったのだ。一方の信吉も千鳥に欲情していた。ふたりはついに一線を越えて肉体関係となった。それを見ていた千草は嫉妬のあまり座長と千鳥の妻に告げ口した。ショックを受けた看板俳優は座を抜けると言い出した。すると千鳥はやはりあなたでなければと信吉を振った。

翌日、一座は村を離れた。信吉は千草と寄り添っていた。

<雑感>

芸人が来たら娘は隠せだったか。古い時代のこうした旅一座はとにかく女遊びが激しく、やっていることはメチャクチャだった。この千鳥千草の姉妹も、旅一座でしか生きていくことができないために、旅一座の中で恋愛をして、旅一座の中で男を奪い合い、でも一座が壊れないように適当に鞘に収まる。そして一度捕まえた才能のある男を放そうとしない。

男は行く先々で女遊びをしながら、ボロが出ないうちにまた旅に出る。ろくでもない連中なので、娘には見せるなみたいな暗黙の了解があった。そんな時代のお話。

☆3.8。そんなことよりこの作品は今村昌平の初監督作品だそうだ。オレが映画に関する知識を収集していた高校時代、まさか今村昌平の監督デビュー作を見られるなんて思いもしなかったからなぁ。

良い時代になったものだ。











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