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「女死刑囚の脱獄」(1960年作品)感想 [映画]

中川信夫監督による日本のサスペンス映画。出演は高倉みゆき、寺島達夫、和田桂之助。

<あらすじ>

資産家の今井有通は製菓会社の次男島明夫と娘京子の縁談を進めていた。ところが娘に男がいると聞いて激怒した直後に死んだ。遺体からは青酸カリが検出された。京子の化粧水の瓶に青酸カリが入っていたことから彼女は捕まり死刑判決を受けた。

京子の恋人赤尾は刑務所を訪ね、真犯人は島明夫だと告げた。怒った京子は脱獄して明夫のところへ怒鳴り込んだ。ところが彼は犯人ではなかった。明夫は京子のためにかいがいしく彼女を助けた。結局ふたりは警察に捕まってしまうが、京子と明夫の態度に考えを改めた警察は再調査して、赤尾のもうひとりの恋人である京子の義理の母美鳥と義妹の美奈子を洗った。

今井有通の再婚相手である美鳥は、京子の恋人赤尾を誘惑して寝取った。彼女の娘美奈子も赤尾を好きになっていると知ると娘をけしかけて京子に罪を擦り付ける形で夫を殺害したのだった。ふたりは捕まり、京子は釈放された。京子は明夫に謝罪すると、結婚して再出発することにした。

<雑感>

古い映画って構成などは単純だけど、ちゃんと起承転結があって安心して観ていられる。70年代にはこうしたものを破壊したのだが、お決まりの約束を壊す作業で面白いのは最初だけで、壊すことが当たり前になると途端につまらなくなる。しかも元に戻そうにも、元通りにはならない。

70年代は音楽なんかでもそういうことが起きて、やたらと評価が高いけれども、映画として本当に面白いのはちゃんとドラマのルールや法則に則っている作品なんだよな。

☆3.6。母子家庭の母娘がふたりして肉体を使い男を捕まえる定番の流れも、差別云々は置いといて実際にそういうことは多いのだし、ドラマの中で使っていくべきだよな。











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