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「J・エドガー」(2011年作品)感想 [映画]

クリント・イーストウッド監督によるアメリカの伝記映画。出演はレオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー。

<あらすじ>

FBI長官ジョン・エドガー・フーバーは、絶大な権力を自分の一存で自在に操っていた。共産主義と戦うとの目的の元で情報の一元化を進めた彼は、政治家のスキャンダルリストを作成して彼らを抑え込んでいく。一方で科学調査を導入して捜査の近代化を図ったことで国民の信頼も得ていった。

同性愛者であったフーバーは、側近にかつて好きになった女性を秘書に置きながらトルソンという愛人を囲っていた。ふたりの肉体関係は長年続き、やがてトルソンは病気になった。フーバーは自分たちの極秘ファイルを秘書に託した。秘書は誰にも見せないと約束した。

フーバーが死去すると、秘書は極秘ファイルを隠し、政治家たちに発見させなかった。フーバーの財産はトルソンが相続して、トルソンが死んだときにはフーバーの墓の傍に埋葬された。

<雑感>

バランスの取れた伝記映画でちょっと拍子抜けした。もっとフーバーを悪役にしてあるのかと思った。やはりクリント・イーストウッドは共産主義者だらけのハリウッドにあって異色の監督だ。同性愛者であることについてももっとスキャンダラスに描いているかと思いきや、なんだか純愛になってるし。

フーバーの映画に期待されているものが何もないという・・・。

やはりフーバーは悪役でこそ映えるんだなって。物凄く頭が良くて、捜査手法を近代化してハリウッドの共産主義者や黒人解放運動を追い詰めていき左翼から嫌われる。同性愛者であることがバレて右翼から嫌われる。全国民の情報をファイル化して全国民に嫌われる。理解者はホモの愛人だけ。

これがフーバーってものだ。そんなパブリックイメージを覆してみたところで、何があるというのか。

☆3.6。なんでも中立にすればいいってもんじゃない。











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