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「アイズ ワイド シャット」(1999年作品)感想 [映画]

スタンリー・キューブリック監督によるアメリカのサスペンス映画。出演はトム・クルーズ、ニコール・キッドマン、シドニー・ポラック。

<あらすじ>

ビルとアリスは倦怠期の夫婦だった。開業医のビルはモテる男で、妻のアリスは心配でしょうがないが、そんな彼女をナンパする男があった。妻は妻であると信じていたビルは少なからずショックを受ける。そんな折、コカインの過剰摂取で死にかけたまんでぃという女性をビルは助けた。傍らには金持ちの男。彼は有力者であったため、事件を口外するなと告げた。

夫婦間の倦怠はどんどん激しくなり、夫も妻も快楽への誘惑が襲ってくるようになった。ついに口論となって夫婦間に亀裂が入る。妻を愛しているがどうにもならない苦悩に晒されたビルは、仮面パーティーに参加してしまった。しかし秘密のパーティーであったために、部外者の彼は仮面を外して素顔を晒せと言われ、窮地に陥った。

そんな彼をひとりの仮面の女性が救った。後にビルはその女性がマンディだと知った。マンディの死にショックを受けるビルは、まさに平穏さを求めて妻のアリスの元へ舞い戻った。

<雑感>

この映画は劇場で鑑賞したんだけど、途中で何度も寝てしまった。みんな良かった、さすがキューブリックって褒めていたのだが、オレには何がいいのかさっぱりわからなかった。20数年ぶりに鑑賞してみたが、印象は初見時と一緒。映像はいい。でもだからどうなの的な話。

日常(倦怠)⇔非日常(快楽)という構図で、倦怠に悩む妻のアリスと、快楽に走るマンディが対比させてあり、倦怠期の夫婦にそれぞれ欲望が高まってきたときに本当の暴力が主人公のビルを襲い死にかけるものの、彼に命を救われた快楽主義者のマンディに助けられて夫婦ともども日常の中に戻っていき、そのときには倦怠は消えているというものだ。

倦怠も快楽も同様に危険なものだが、その高まりには波があり、暴力から身を守りたいがゆえに快楽を慎んでいることを忘れなければ快楽主義には堕ちないという教訓的なお話である。また日常から倦怠を払拭したければ、日常の中にささやかな非日常が必要であり、非日常の中に身を投じるのであれば、意識して日常に戻る時間を作らなければ倦怠や快楽という危険に晒されることになるとも示されている。

☆3.5。言わんとすることは全部わかるけれども、映画が面白いかと問われればいいやと首を振るしかない作品だった。まぁ映画監督の遺作なんてものは面白くないのが普通であるが。











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