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「血煙高田の馬場 / 決闘高田の馬場」(1937年作品)感想 [映画]

稲垣浩、マキノ正博監督による日本のチャンバラ映画。出演は阪東妻三郎、市川百々之助、市川正二郎。

<あらすじ>

中山安兵衛は腕っぷしの強い男で長屋の人気者であった。彼には剣術指南役の叔父がいて、頭が上がらない。その叔父がいざこざに巻き込まれて決闘をすることになった。しかしその日も安兵衛は喧嘩と酒に明け暮れていた。宵も明け、長屋へ戻ると叔父の置手紙がある。

ただならぬ様子で出ていったと言われても、苦手な叔父の手紙など読みたくない。しかし長屋の人間がうるさいので目を通すとそれは道場で起きたいざこざの顛末と死を覚悟してでも戦わねばならない理由であった。安兵衛が押っ取り刀で駆けつけてみると叔父はすでに瀕死。激怒した彼は多勢に無勢で叔父を凝りつけた男たちに挑みかかり、バッタバッタと切り伏せていく。その数18人。

しかし戦い終えて叔父に駆け寄るとすでに息絶えていた。なぜ素直になれなかったのか。安兵衛の心には強い後悔だけが残った。

<雑感>

これも名作と認識していながら未視聴だった作品。映画をたくさん観てきたつもりでいたが、全然そんなことなかったな。酒を飲んでほとんど酔拳状態の阪妻が大乱闘の中に単身斬り込み「叔父上、叔父上」と呼びかけ、タスキを渡されかたじけないと膝をついて装着するなり、もんどりうって戦いに身を投じる姿の何と生き生きしていることか。

☆5.0。まさに名作であった。見てない作品って多いなぁ。でもあれだぞ、殺陣だけなら佐藤健の方がはるかに上。演技力も阪妻に負けてない。負けているのは脚本と演出。これが現代作品はお話にならない。人間の描き方が圧倒的のおかしい。








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