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「霊魂の不滅」(1921年作品)感想 [映画]

ヴィクトル・シェストレム監督によるスウェーデンのスピリチュアルサイコホラー映画。出演はヴィクトル・シェストレム、ヒルダ・ボルグストレム、トーレ・スヴェンボルグ。

<あらすじ>

アル中のダヴィッド・ホルムは、大晦日に死んだ人間は1年間死神の助手をしなければならないという幻の馬車の噂に怯えた。ところが運悪く彼は大晦日に喧嘩で死んでしまった。彼は死の馬車を見た。そこには1年前の大晦日に死んだ親友のゲラーがいた。ゲラーはダヴィッドをなじった。

ダヴィッドは1年間の贖罪の旅に出た。多くの人が死んだ。彼は霊魂を集めた。彼は家族に不幸があるのを知って祈った。そして、生前はアル中で迷惑ばかり描けていた家族を救った。

<雑感>

多分。救ったのかどうかはわからない。生き返ってはいない。サイレント映画で、字幕が機械翻訳なので細かい部分がわからないのだ。ダヴィッドが後悔している様子は役者の演技で分かる。

サイレント時代の作品は、カメラが固定されていて1枚の絵の中で1シーンが描かれる構成なので、どのカットも美しく決まっている。カメラが移動するようになって、絵画的要素が意図的に排除されていった。それが作品にスピード感や臨場感をもたらした一方で、美しさが消えたのは否めない。

美しい構図、おさまりの良い構図というのはあるもので、意図的にサイレント時代の構図重視の絵作りをしている監督もいる。黒澤明なども構図が素晴らしい。サイレント時代の映画を観て感心するのは主に構図である。チャップリンも構図の中に動きがある。

☆5.0。カメラワークばかりを意識して動きを追求するのもいいが、写真の美しさには必ず構図というものが関与している。現代映画は構図をおろそかにしすぎている気がする。











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