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「グレートマジンガー」(1974年~75年作品)感想 [アニメ/特撮]

「グレートマジンガー」からは永井豪の作風が薄められ、メインライターの藤川桂介が全体の作風をまとめ上げている。そのことで、不良やあばずれの描写は減り、紳士淑女の戦いになっていった。

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第1話 大空の勇者 グレートマジンガー

戦いはミケーネの戦闘獣と科学要塞研究所のグレートマジンガーに移っていった。アメリカの留学した兜甲児と弓さやかを見送ったボスは、引き続きボスボロットで戦いに参戦した。ボスは研究所の炎ジュンに一目ぼれしたものの、あっけなくフラれてしまった。しかし彼は、甲児の弟シローを守って勇敢にたたかった。

第3話 炎のガッツ!! 野生のビューナス!!

炎ジュンの戦闘用ロボット・ビューナスAが完成した。ところがシローが敵に捕まってしまったためにろくな訓練もないまま出撃することになった。

第19話 雪よ若い血潮を染め抜け!!

炎ジュンは、剣鉄也とシローに誘われてプールへ出掛けるつもりだった。その前に立ち寄った美容院で黒い肌をからかわれたジュンは、ふたりとの約束を無視して部屋にこもってしまった。ジュンは黒人の血が混ざったハーフで、戦災孤児だった。彼女は兜剣造に引き取られ、ロボット戦闘員になるための訓練を積んできた女性だった。しかし彼女が戦えば、そこで必ず戦災孤児が生まれる。だとしたら何のために自分は戦うのか。ジュンは悩んだ。教会を訪ねた彼女は、そこで戦う力を持つ者の義務を説かれ、戦う力のない人のために自分は戦い続けるのだと悟った。

第53話 偉大な勇者!! ファイト鉄也・ダッシュ甲児!!

ミケーネ一族の新幹部地獄大元帥は、科学要塞研究所に総攻撃をかけてきた。そのころ光子力研究所では弓博士が兜博士を心配していた。そこに兜甲児が戻ってきて、ついにマジンガーZが復活した。

第56話・最終回 平和の鐘よ 勇者の頭上に鳴り渡れ!!

兜甲児の帰国は思わぬ余波を起こしていた。父剣造とふたりの息子が仲睦まじく振舞うのを見た剣鉄也は、戦災孤児だった孤独な自分を思い出し、また独りきりになった気になっていた。認めてもらうために単身グレートマジンガーを敵要塞に出撃させたところ、思わぬ危機に陥ってしまった。彼を助けるために、兜剣造は研究所ごと敵要塞に突っ込んで死んでしまった。兜博士の死に報いるため、兜甲児のマジンガーZ、弓さやかのダイアナンA、炎ジュンのビューナスA、ボスボロットが出撃していく。そして戦いは終わり、ロボットたちは博物館に収容され、兜甲児は円盤に関する論文をまとめるためにアメリカへ戻っていった。

<雑感>

「グレートマジンガー」で最も印象に残っているのは、炎ジュンが主役であった第19話「雪よ若い血潮を染め抜け!!」それまでなんでジュンの肌が黒いのかよくわからず、ハーフというのも当時あまりよく分かっていなかったのだが、とにかく親がおらずに肌の色が違うために友達の輪に入れてもらえなかったシーンが強く印象に残っていた。

子供のころのこうした作品の影響は後年にも影響を残すもので、ハーフが原因で上手く周囲に溶け込めない人間がいると心が痛み、何とかしようと試みるようになった。

ところがいまはマスコミのバカがまったく逆のことをやり始めた。「ハーフを差別するな」「外国人を優遇しろ」「日本人にかまうな」彼らはバカなので、日本人の中に上手く外国人やハーフを取り込む手段を講じればいいのに、よほどバカなのか、正義を振りかざして日本人を差別するようになったのだ。

日本文化の中に外国の文化を取り込んでいくことも、外国人を取り込んでいくことにも賛成だが、マスコミはなにせバカなので、「外国人を差別するのは悪いこと。だから日本人を差別してバランスを取ろう」と考える。そして、それに朝鮮人が絡んできてあっという間に狂った方針のもとメチャクチャやり始めるのだ。

もはやあいつらの頭の悪さはどうにもならない。記者というのは神の視点で物事に対して批判などをするのが仕事ではあるが、それは客観的であることが励行されているだけで、マスコミは神ではないのである。バカなのでそれがわからない。事実を指摘すると逃げる。どうしようもない連中である。

☆4.0。最終回付近で真打マジンガーZが登場して盛り上がった作品だが、剣鉄也と炎ジュンは、視聴者の中に「孤児」以外の物語を産むことはなかった。物語性を帯びていたのは、兜甲児だけだったのである。当時子供たちはそれに薄々勘づいていたが、言語化する能力がなく、制作者は子供たちが何に期待しているのかおもちゃの売り上げや視聴率などから類推するしかなかった。


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