SSブログ

「猿の惑星」(1968年作品)感想 [映画]

フランクリン・J・シャフナー監督によるアメリカのSF映画。出演はチャールトン・ヘストン、ロディ・マクドウォール、キム・ハンター。

<あらすじ>

テイラー、ドッジ、ランドンの宇宙飛行士が目覚めたとき、宇宙船は謎の惑星に不時着していた。その惑星は猿が支配し、人間は裸の猿として処分の対象となっていた。ドッジは殺され、ランドンは捕獲され、テイラー船長も喉に深い傷を負った。テイラーが目覚めるとそこは動物病院であった。

声が出なくなったテイラー船長は、裸の猿として扱われた。なぜならこの惑星の人間に近い種族は話をすることができなかったからだ。彼の治療に当たったチンパンジーの獣医・ジーラ博士は、猿は話すことのできない裸の猿から進化したと考えて研究を続けている人物だった。

考古学者でジーラの婚約者コーネリアスはその考えに懐疑的であったが、喉の傷が癒えて言葉を発したテイラーを見て考えを改めた。捕まっていた来どんは脳外科手術で廃人にされており、テイラーは自分はミュータントだと証言するようオラウータンのザイアス博士に恫喝された。

禁足地とは何なのか。なぜこの星の人間は話すことができないのか。なぜ猿が人間のように振舞っているのか。ザイアス博士が何か隠していると睨んだテイラーは、ジーラたちの助けを受けて檻から脱走すると、禁足地へと向かった。ジーラとコーネリアスもまた真実を求めてテイラーと行動を共にした。

ノバと名付けた美女を伴ったテイラーは、禁足地へと足を踏み入れた。コーネリアスはかつて洞窟で猿の聖典とは矛盾する高度な文明の跡を発見していたが、ザイアスもまた同じ考えを持っていたのだ。しかし責任ある立場にあるザイアスは、それを隠蔽していたのだった。

テイラーはノバとともに禁足地の奥へと海岸を辿っていく。そして彼が発見したのは、崩れ去った自由の女神であった。猿の惑星は、未来の地球だったのだ。

<雑感>

古典SF映画の傑作「猿の惑星」。前から感想記事を書くつもりでいたのだが、アマゾンの謎映画が途切れることなく追加されるので延び延びになっていた。

これは珍しく父親に勧められてテレビで視聴したのが最初。何もかもが新鮮で、食い入るように画面を凝視していたものだ。猿が喋って、人間が喋れないことが当時は衝撃だった。自由の女神がアメリカを象徴するものだと知ったのはこの映画だ。父が教えてくれた。彼はSFファンなのである。

細かいところも驚くことばかりだった。喋れないはずの人間なのに、人間に似せた人形が見つかってしまい、やはり猿は人間から進化したんじゃないかとジーラとコーネリアスが話しているのに、ザイアスは頑なに認めない。ところが人形の腹を押すと「ムギュー」と鳴る。つまり人間はかつて喋っていたことが証明されたのだ。あの演出は衝撃的だった。よく考えてある。

ノバ役のリンダ・ハリソンの美しさにも魅了された。

後に「猿の軍団」「リュウの道」などを見たり読んだりするときの手助けもにもなった。幼少期に「猿の惑星」を視聴していなかったら、果たしてSFファンになっただろうか。

☆5.0。まさに衝撃的傑作。それに、ジーラとコーネリアスの造形や衣装や演技も印象的だった。


猿の惑星 ブルーレイコレクション (6枚組) [Blu-ray]

猿の惑星 ブルーレイコレクション (6枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: Blu-ray



猿の惑星 プリクエル ブルーレイコレクション (3枚組) [Blu-ray]

猿の惑星 プリクエル ブルーレイコレクション (3枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: Blu-ray



猿の惑星 (創元SF文庫)

猿の惑星 (創元SF文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2021/03/19
  • メディア: 文庫



『猿の惑星』隠された真実

『猿の惑星』隠された真実

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2001/08/01
  • メディア: 単行本



コメント(0) 
共通テーマ:映画

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。