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「ドント・イット」(2016年作品)感想 [映画]

リアム・ギャビン監督によるアイルランド・イギリスのホラーサスペンス映画。出演はキャサリン・ウォーカー、スティーヴ・オーラム、マーク・ヒューバーマン。

<あらすじ>

ソフィアは子供を誘拐されて殺された。彼女はロンドンから黒魔術の道士ソロモンを呼び寄せ、息子に会いたいと黒魔術の習得を願い出た。ソロモンとソフィアは家に閉じこもって修行に入った。修行は苦しく、ソフィアは弱音を吐いたが、途中でやめると恐ろしいことが起こる。

修行を再開して家の中で変異が起こり始める。良い兆候だったのに、それはピタリと止んだ。なぜなら、ソフィアの息子に会いたいとの願いはウソで、息子から誘拐犯の名前を聞き出すことが目的だったからだ。ソロモンはソフィアを殺して蘇らせることでリセットしようとしたが、彼女の守護天使に腹を刺された。魔術は最後まで教えたものの、ソロモンは死んでしまった。

これを機にと、ソフィアは結界を破って逃げ出した。これで悪霊が激怒。再び家に戻された彼女に怪異が襲い掛かる。ところが彼女の守護天使が姿を現して悪霊を撃退。家に張ってあった結界も破り、ソフィアを自由にした。

<雑感>

一応犯人を許すことで守護天使に守られたわけだが、ソロモンの立場はどうなる? 死に損ではないのか? ソフィアのためにあの男は死ななきゃいけなかったのか? なんだか理不尽だ。

ホラーというよりキリスト教的な信仰をテーマにした作品なので、ソフィアの黒魔術を完成させてはいけなかったわけだから、守護天使によって黒魔術師のソロモンが殺され、ソフィアが犯人を許すことで信仰が完成する流れはわからないでもない。守護天使にとってはソロモンのようないかがわしい人間は邪悪なのだろうから。

しかしだ。彼を呼び寄せたのはソフィアだろ。自分の不注意で子供を誘拐されたのを認めずに、ハンニンガーとずっと恨んでいたのもソフィアだ。なんでそんな奴が救われなきゃいかんかね。どうも釈然としない。ソフィアの責任が小さすぎるんじゃないかという気がする。

☆2.6。ホラー映画じゃなく、宗教映画だと理解して観ないと、最後に唖然とするだろう。ソロモンさん、葬式もしてもらえず、池に流されちゃった。禿に厳しい映画だったな。














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