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「淵に立つ」(2016年作品)感想 [映画]

深田晃司監督による日本のドラマ映画。出演は浅野忠信、筒井真理子、古舘寛治。

<あらすじ>

町工場を経営して静かに暮らしていた鈴岡一家のところに、殺人で11件の刑期を終えた八坂という男が転がり込んできた。八坂は人当たりがいいので家族は彼を受け入れた。ところが彼は、幸せに暮らす同級生の鈴岡が妬ましかったらしく、妻を犯そうとして失敗すると、娘をレイプして逃げた。

悲惨な出来事に娘は車椅子生活となり、妻は極度の潔癖症に陥って娘の介護だけを生きがいに暮らすようになった。そこに八坂の息子が就職してきた。彼は父の記憶がなく、母子家庭で育っていたのだが、八坂の血を引いているというだけで一家は彼に嫌悪を抱くようになった。

探偵から八坂の居所がわかったと連絡があり、一家は彼の元へ向かったが、それは人違いだった。心が折れた母娘は川に身を投げた。父はそれを助けようとして自分も溺れた。一家を助けるために、八坂の息子が飛び込みみんなを助けたが自分は死んでしまった。

結局生き残ったのは父だけであった。

<雑感>

この父というのが、八坂と一緒に殺人を犯していた。しかし彼は罪に問われず、八坂だけが11年間刑務所に入った。それで彼は友人である鈴岡を憎んで、復讐してやろうとした。

人殺しに加担した八坂と鈴岡だけが生き残り、何の罪もない彼らの家族だけが死んだ。これをどう解釈するかによってその人物の人生観が出そう。

自分は、人間は菩薩に至る輪廻を繰り返していると考えているので、恵まれた人間は魂のレベルが低く、恵まれていない人間は前世で功徳を積んだのだと考えている。前世でしっかり生きたから、より厳しい試験を受けているのだと。そしてそれに躓き、魂の階段を下へ下げられる人間が多いのだと。

だからこうした作品で、罪のない人間だけが罪を犯さないまま死んだのを見ると、来世はまた一つ階段を登ってより難しい人生を生きるのだろうなと喜ぶ。そして悪い奴が生き残ると、来世はかなり低いレベルまで落ちそうだと因果応報を憐れむ。そういう人生観が根底にある。

八坂と鈴岡の共犯関係を知って、家族を失ったことに因果応報を見る人もいるだろうし、善人ばかりが死んで悪人が生き残ることに憤慨する人もいるだろう。どれも正解なので、それぞれに受け止めればいい。オレはこの仏教の独自解釈で大きく道を踏み外すことなく生きてきたので残りの人生もこの価値観でいく。人生の蹉跌を乗り切るときや、他人との格差に落ち込むときなど、死の先にある世界も含んだ人生観を持つことで、強く救われることはある。

☆3.2。とてもいい映画なのだが、ちょっとねー、びっくりするくらい映像が汚い。観てもらえばわかるが、本当に汚い。わざとやってるにしても汚い。カメラマンに才能がなさすぎるのでは?


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