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「告発のとき / In the Valley of Elah」(2007年作品)感想 [映画]

ポール・ハギス監督によるアメリカのドラマ映画。出演はジョナサン・タッカー、ジェイソン・パトリック、トミー・リー・ジョーンズ。

<あらすじ>

軍人一家のハンク・ディアフィールドの息子が除隊もせずに勝手に軍からいなくなって失踪したとの連絡が入った。失踪経緯に不信を抱いたハンクは、軍や警察に当たってみるが納得のいく答えは得られなかった。失踪した次男のマイクは、軍の管轄地域で焼死体となって発見された。

ところが調べてみると、マイクの遺体は切り刻まれており、発見された場所も軍の管轄地域から外れていた。怪しんだハンクは地元警察のエミリー・サンダースに協力を仰いだ。長男をイラク戦争で失っていたハンクは、子供を軍人にしたことを妻に厳しく責められた。

マイクは麻薬常習者で、売人との間でトラブルがあった可能性があった。マイクの携帯情報には戦地での出来事が発見される。マイクが死んだ事件の関係者は口を割らず、自殺者まで出た。それが覆ったのは、クレジットカードのサインだった。マイクとは別の人物がサインしていたのだ。

容疑者は自殺した人物を含めて3人。しかし、軍は引き渡しを拒否。証言だけさせると、マイクが派遣先のイラクで民間人の子供を轢き殺して精神的に参っていたことがわかった。ハンクは父として、苦しむ息子に向き合えていなかったことを反省した。

<雑感>

これは悲しく切なく重厚なドラマだった。気高い軍人一家に生まれ、長男が名誉の戦死を遂げた次男が、派遣先で子供を轢き殺して軍に守ってもらい罪に問われない。そのことがかえって仇となり、精神を崩壊させて薬物依存に陥らせてしまう原因になった。

しかもそんな状況は軍全体に蔓延している。果たしてアメリカはこのまま他国に駐留して世界中の戦争に関与すべきなのかどうか、軍の在り方を本質的に問う作品だった。

おそらくトランプ大統領が各国から駐留軍を撤退させたのは、こうした背景を考慮してのことだったと思う。政権発足当初こそボルトンなどの共和党ネオコン派の閣僚に押し切られるように戦闘行為もしたが、閣僚を更迭させまくって政権終盤は口先介入だけで停戦協定を次々に締結。ずっと置きっぱなしにしていた駐留軍をアメリカに戻している。そのとき彼が演説で話したのは「アメリカの子供たちを家族の下に返す」との方針だった。

オレはトランプの方針でよかったと思うけどね。米軍が撤退してその地域の紛争が激しくなったという話もないし、この映画のような悲劇も減る。

☆5.0。個人的に満点の映画だった。謎解きものとして視聴すると、サインの筆跡の違いであっという間に事件が解決するところに不満を持つかもしれないが、それはこの作品のテーマではない。


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