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「ハウス・ジャック・ビルト」(2019年作品)感想 [映画]

ラース・フォン・トリアー監督によるデンマーク・フランス・ドイツ・スウェーデン合作のサイコサスペンス映画。出演はマット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、ライリー・キーオ。

<あらすじ>

ジャックは12年間続けてきた殺人について告白を始めた。

彼は親切にした中年女性にからかわれ逆上したのちに撲殺した。見ず知らずの女性宅へ押しかけて殺した。轢き逃げもやった。交際中だった母子も殺した。美しいジャクリーンを殺したとき、すでに60人以上を殺していた。彼の殺人衝動に終わりはなかった。

以上の告白をした彼は、地獄へと案内された。彼は行きたい場所があったが、辿り着く前にマグマの中へ落下していった。

<雑感>

ドイツっぽい地獄を描いた作品。グロシーンが多いので、視聴は要注意。ジャックは自覚的サイコパスで、殺人を犯しながら自宅を作ろうとしている。自宅はおそらく人生のことだと解釈したが、建築家志望だった彼が石積みの家を諦めて木造の家に作り直すとか、人間の死体を組み合わせて家を作るとか、ちゃんと解釈できないので別の何かの象徴かもしれない。

自宅=自分=個性だろうか? 枠組みの中は空っぽだが、強い自信が揺らぎ、弱くなり、やがて欲望に支配されたことを暗示しているのだろうか。

☆4.5。グロテスクではあるが、傑作に限りなく近い位置にあると思う。











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