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「デス・レター 呪いの手紙」(2017年作品)感想 [映画]

ウラジミール・マルコフ監督によるロシアのホラー映画。出演はユリヤ・ペレシルド、イゴール・リゼンゲヴィッチ、オルガ・メディニッヒ。

<あらすじ>

イーゴリは謝って届けられた手紙を正しい住所に送り届けるよう頼まれた。持っていくと手紙の住所は変わっており、金貨をやるからそこへ届けてくれと頼まれて引き受けることになった。持っていくと元夫がいて妻のところへ行けと受け取りを拒否される。教えてもらった住所は廃墟であった。

しかも相手は死んでいる。墓参りに来る娘がいるから彼女に渡せと言われて向かう途中、罪びとが手紙を届ける役割を負うのだと脅かされてイーゴリは嫌な気分になってしまう。娘に手紙を渡すと時間が巻き戻り、金貨をやるといった老婆が歳を取らない契約を結んでいると分かった。老婆は手紙を受け取ると元の年齢になって死んでしまう。受け取りを嫌がった彼女だが、しぶしぶ手紙を手にした。

すると時間は元に戻り、イーゴリの手には金貨が握られていた。

<雑感>

これはロシアっぽい。ロシアの小説ってこういうのが多かったんだよな。高校生くらいのときに有名な「外套」などを読み耽った。そういう雰囲気の作品を、ハリウッドっぽい映像で撮った映画。

イーゴリの罪は轢き逃げ。そして最後は轢き逃げをする寸前の時間に戻り、今度こそちゃんと通報して警察に状況を説明する。こういうまとまりの良さや、宗教的誠実さを求める姿が本来のロシア。それら善いものを全部革命で失ってしまったのだ。

☆4.0。ロシアのことわざに「産湯を流しても赤子を流すな」というのがあるそうだが、革命はまさに産湯と一緒に赤子を流してしまう行為だった。











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