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「ピザ! / PIZZA」(2017年作品)感想 [映画]

M・マニカンダン監督によるインドのコメディ映画。出演はラメーシュ、ヴィグネーシュ、アイシュワリヤー・ラージェーシュ。シュばっかりだな。

インドのスラム街に住む貧しい少年たちは、遊び場だったところにピザ屋が出来てそれがどんなものだろうかと興味を持つ。配達の兄ちゃんにせがんで現物を見せてもらうと何ともうまそうな香りが漂ってきた。食べてみたかったが、Mサイズが彼らの1か月の生活費を上回る値段だと知って驚いた。

価格は300ルピー。それを稼ぐには列車コンテナ1杯分の石炭を拾わなくてはいけない。兄弟はピザ食べたさに石炭を拾い集めるようになった。知り合いのおじさんに教えられた場所から盗むように石炭を拾って売り捌くが、ピザ屋に入るにはきれいな服がないとダメだった。

犬を売ろうとしたり、掃除を手伝ったり、兄弟は必死に働いて服を買う金とピザを食べるためのお金を貯金していった。ようやく服を買うことが出来て、ピザ屋に向かうと、汚いこと言う理由で止められ、オーナーに殴られた。ふたりは入店すらできなかった。

家に帰るとおばあちゃんが死んでいた。貧乏なので母は葬儀代が出せず、まき代しか払えない。そこで兄弟はピザのために貯めた金を葬式代金にした。

葬儀の後、兄弟はそれを笑い話にして地元の大人に殴られたときの動画を見せた。すると彼らはそれをネタに店を脅迫した。店は10万ルピーを用意したが、ボスは金をガメようと手下には6000ルピーと嘘をついた。手下はそれをテレビ局に話し、7000ルピーで映像を売ってしまった。

虐待映像がテレビ放送されてしまって世間は大騒ぎになった。母は自分の子が殴られている映像を見てショックを受けた。兄弟は大ごとになってしまったと焦って家を出てしまったので、母はますます心配になった。店は子供を探し出そうと代議士を使い、代議士は警察を動かし、地元では金を受け取り損ねたふたり組によって抗議行動が起きようとしていた。

子供たちはようやく発見され、代議士の指示通り警察は兄弟を店に連れていった。兄弟はピザ屋に盛大に歓迎され、念願だったピザが振舞われた。これで一連の騒動は幕を下ろした。抗議行動を先導した大人ふたりは、雇ったサクラから金を請求された。

だが、兄弟はピザを美味しく感じなかった。

【雑感】

文句なく面白いコメディ。貧しい兄弟が物珍しいピザに憧れて必死に働く姿。服がないと諦めかけるがそれでも負けず服代まで稼ごうとする姿勢、その金を惜しげもなくおばあちゃんの葬式代に出す兄、何もかも素晴らしい。母親役の女優さんも険しい顔の中に愛情がこもっていて好感が持てる。

結局ピザはふたりの口には合わず、多分おばあちゃんが見様見真似で作ってくれたピザ風のナンみたいなものの方が好みだったはずだ。油で焼いていたからナンじゃないだろうけど、あまりインドの食い物に詳しくないのでわからない。

心温まるインド映画。「スタンリーのお弁当箱」(2011年作品)もそうだが、こういうドラマの方が、イキった金持ちのインド人が躍る映画よりはるかに面白いよ。

☆5.0。この作品もプライム特典にあるうちに見ておくべき。泣ける。





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