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「劇場版 Gのレコンギスタ I・行け!コア・ファイター」(2019年作品)感想 [映画]

富野由悠季監督による劇場版「Gのレコンギスタ」5部作の第1作目を視聴。

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映画館へ行くつもりだったのだが、14:00と19:00しかなく嫁がグズるので配信でレンタル(1100円)して夕飯を食べながらの鑑賞となった。夕飯は自家製メジャーカレー。

まずテレビ版との違いは、全体的に説明が詳しくなされ、描写が緻密になったこと。地球とナットとの位置関係や人間関係、アイーダのカーヒルへの想いなどちょっと端折り気味だったテレビ版より詳しく、かつ分かりやすく変更されていた。

個人的にはクラウンがナットに入っていく場面の追加シーンに興味津々。ビクローバーを上空から見たシーンも追加だった気がする。追加カットは思っていたよりはるかに多い。

のちに重要になる設定に絡む話や、アメリアとゴンドワンがなぜ大陸戦争をやっているかなど、細かな説明も追加されていた。全体的に非常にわかりやすく変更されていて、それでいて説明シーンがくどくない。かなり上手い改変だったと思う。

そしてどうしても指摘しておきたいのが、富野の戦闘シーンはやはり面白いということ。いや、本当にすごい。90分の作品にしては戦闘シーンが多く、しかもアニメという2次元表現なのに破格の面白さであり、見栄えである。なぜ若手はこれを研究しないのだろうか。

大学に映画学科みたいなものも増えていて、専門学校でアニメを教えているところも多いのに、富野の戦闘シーンの面白さを分析した人っているのだろうか? なぜ同じことが他の監督にはできないのだろうか。それこそガンダムなんて腐るほど作られているのに。

テレビ放送されていたときから映画的な画面作りだなとは思っていたが、劇場版として繋げて視聴してみると似たようなシーンが連続することが全くないことに驚く。テレビの再編集版というのは似たカットがいくつかあるものなのに、ひとつもない。

映画としての完成度も想像よりはるかに高く、これなら確かにテレビ版よりクオリティは高くなっているといっていいだろう。2作目以降も期待できる出来栄えだ。ここまで説明してまだ「わからない」とぬかす人間がいたら、それはもうIQの問題だ。

イケる。この劇場版ならイケる。絶対に面白くなる。それに劇場版公開のたびにインタビューであれこれ話すからそれも面白い。これなら5部作で楽しい作品に仕上がるはずだ。

あえて「?」なところを挙げるなら、G-セルフが書き込まれすぎているところが多い。もっと線を減らしてテレビシリーズのような明るい色でも良かった。不気味さを出しているのだろうか?

文句なく☆5。トワサンガのレイハントン家の屋敷でいろいろ判明するところや、ラライヤが知恵熱で回復するところなどもこの調子なら改善されそうだ。アイーダがカーヒルを失った悲しみを乗り越えるところも、テレビ版より詳しく描かれそうだし、続編が楽しみになった。

なんかね、ちょっと安心した。ホッとした。






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