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「Gレコ ファンジン 暁のジット団」vol:25(Gレコ2次創作 第3話・前半) [Gのレコンギスタ ファンジン]

「ガンダム レコンギスタの囹圄」


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第3話「アメリア包囲網」前半



(OP)


法王庁からゲル・トリメデストス・ナグ法王猊下のトワサンガ亡命とフォトンバッテリー供給停止が発表された日から、世界は政治の季節へと突入した。

キャピタル・テリトリィではアーミー残存兵力によるクーデターが起き、対立するキャピタル・ガードはタワーに立て籠もってクラウンの運航を停止してしまった。クラウン運航長官ウィルミット・ゼナムはヘルメス財団との交渉という名目でトワサンガへ赴いたまま帰ってこなかった。

キャピタル・テリトリィ首相ビルギーズ・シバは、アーミーとガードとの対立を調停すると国民に約束しながら、実質何もしていなかった。キャピタル・テリトリィにおいて民主主義は飾りに過ぎず、ウィルミット長官、クンパ大佐、ナグ法王の3者によって政治が取り仕切られていたからである。

キャピタル・テリトリィと政治的に関係の深いゴンドワンは、アメリアとの間で大陸間戦争になる原因となった自国の寒冷化、全球凍結の幻想に怯え切り、国家としての体裁が崩れつつあった。国土の北部にある永久凍土は年々拡がり、それに伴って放棄される街が相次いでいた。

ゴンドワンの慢性的なエネルギー不足は、森林の伐採、砂漠化、地表凍結、近海の漁業資源全滅と悪循環を繰り返した。飢餓による人口減少が最も激しい地域となったことは、ゴンドワンの官僚体制を脅かした。それに付け込む形で登場したのがアメリア大統領子息クリム・ニックであったのである。

ミック「大した人気ですこと」

ミック・ジャックは机の上に並べられた雑誌に目をやり、クリムの肩にしなだれかかった。雑誌の表紙はどれもクリムの写真が使われている。このアメリアからやって来た美しい青年は、たちまちのうちにゴンドワンの若き女性を魅了し、若者たちの希望の星となっていた。

放送局の控室。大部屋の中にはミックとクリムのふたりしかいない。部屋の中にはゴンドワンの若者たちから送られたプレゼントが山のように積まれ、クリムの人気の高さを物語っていた。

クリム「もともと、ゴンドワンからの侵略戦争だったのだ。そうだろう、ミック」

ミック「そうですわね」

クリム「彼らは温かい土地を欲しがった。東海岸か、出来ればもっと南。引け目を感じながら、我々アメリア人が反スコード教だとプロパガンダを流すことで戦争を継続してきたのだ」

ミック「そこへやって来たのがクレッセント・シップですね」

クリム「それに乗るアメリアのアイーダ。彼らゴンドワン人はそこにいなかった。(肩をすくめる)もうここで決着がついたのさ。ゴンドワンは戦争継続の名目を失ってしまった。戦うことなくクレッセント・シップに敗北したのだ。このクリム・ニックが参上するまでは!」

ミック「そういうところが天才クリムの天才たる所以ですね」

ディレクターがクリムに放送準備が整ったと告げた。クリムは全世界の放送局に対し、ゴンドワン声明という形で自説を訴える機会を手に入れたのだ。世界は混乱しており、「大きな声で語られる答え」を求めていた。「大きな声で語られる答え」は、必ずしも正しい必要はない。

演壇に立つクリム。メイクアーティストが最後まで彼の顔にドーランを塗りつけ、やがて放送が始まった。スタジオには放送関係者以外誰もいない。観客も、政治家も。彼が伝えるメッセージは、彼のものというより、ゴンドワンの未来そのものであったから、反対意見はその場に必要ないのであった。

クリム「ゴンドワン並びに世界中の皆様、わたしの名前はクリムトン・ニッキーニ。ご存知の方もおられるかもしれませんが、アメリア人でございます。そのわたしがなぜゴンドワンに亡命し、クレッセントシップが帰還したその日に祖国アメリアに戦争を仕掛けたのか。それはアメリア軍提督アイーダ・スルガンの過ちを告発するためでございます」

カメラがクリムのアップに切り替わる。

クリム「かつて祖国アメリアは、宇宙からの脅威に備え、地球人同士の連帯が必要だと訴えていました。キャピタル・テリトリィとスコード教によるフォトン・バッテリー技術の独占に反対し、独自エネルギー源の確保こそが人類を発展させるのだと固く信じ、戦ってきたのです。ところが新提督となったアイーダ・スルガンは、キャピタル・テリトリィと密かに結び、フォトン・バッテリー技術はおろか、ヘルメスの薔薇の設計図に基づく驚異的な性能のモビルスーツをも独占し、人類の未来について何ら展望を持たぬまま、アメリアという恵まれた大地を独占するばかりなのです」

クリムの背後にホログラムで地球儀が映し出される。クリムは大きく手を拡げた。

クリム「彼女は言います。連帯せよと。相互理解を高めよと。しかしそこに平等なエネルギーの分配はありません。フォトン・バッテリーは供給停止されました。ソーラーパネルを製造販売するのはアメリア人です。日照時間が長いのもアメリアです。世界中の人々は、わずかな金を持ち寄り、金持ちのアメリア人からそれを買わなくてはいけない。そして短い日照時間で少しだけ産業機器を動かすのです。これは真に平等なのでしょうか?」

背後の画面に、世界中の飢えた子供たちの写真が何枚も投影される。

クリム「しかも、クレッセント・シップに我が物顔で乗り込み、あれだけスコード教を笠に着ておきながら、こんにちの法王庁からの発表は一体なんでありましょうか。クレッセント・シップ帰還と同時に法王は宇宙へ亡命し、フォトン・バッテリーの供給停止が決まってしまいました。アイーダ・スルガンが訴える人類同士の相互理解が大事だというのは、人類のためのことを想った発言なのでしょうか、それともフォトンバッテリーの秘密を独占する宇宙に住む人々のことを想ってのことなのでしょうか。よくお考え下さい」

画面はクリムのアップに戻った。

クリム「法王庁は、ヘルメスの薔薇の設計図すべてとそれから製造されたすべての兵器の放棄を要求してきています。アメリアはそれに応えようと世界に訴えている。またトワサンガ及びビーナス・グロゥブからの亡命者の身柄引き渡しも要求されています。各国に残された猶予期間は1年。フォトンバッテリーの備蓄は1年分しかありません。1年以内に問題解決がなされなければ、我々人類は再び暗黒時代へと戻ってしまうのです。我々はアイーダ・スルガンに従い、すべての武器を放棄し、スコード教の前に跪き、恵みを乞うべきなのでしょうか? しかも世界で一番豊かな国のお姫さまに従って。本当にそれでいいのでしょうか!」

ゴンドワンの国旗が大写しになる。ここだけは意地でも入れたいとの外交部官僚の指示であった。

クリム「だからこそいま一度訴えよう。人類の団結を。人類はスコード教に見捨てられたいまこそ強く団結し、宇宙からの脅威に備えて戦力を結集すべきときなのです。戦力の放棄など言語道断。戦力を放棄し、亡命者を引き渡してフォトンバッテリーが再び供給される保証がどこにあるというのか。跪いてはいけない。いまこそ戦わねばならないのです! 幸いゴンドワンは宇宙からの脅威との戦いに巻き込まれず、最も戦力を温存しております。ここにアメリアの産業力とキャピタル・タワーさえあれば、我々はトワサンガのみならずビーナス・グロゥブさえも制圧できるでしょう。1年後には、我々は無力になる。これが事実なのです。与えられるのを待ってはいけない。奪いに行くのです! 故に、ゴンドワンは再び通告する。アメリアはいますぐ降伏せよ。アイーダ・スルガンの偽善を葬れとッ!」

クリム・ニックのこの宣言は、「闘争のための新世界秩序」「修正グシオン・プラン」として宣伝されていった。

クレッセント・シップがもたらした平和は、こうして完全に否定されたのであった。






ゴンドワン北部、クンタラ国建国戦線のロッジ内では、民兵全員がクリム・ニックのテレビ放送を見つめていた。

ルイン「なかなか素晴らしい演説だったじゃないか。さすがは天才くん」

不安そうにオロオロとうろたえているのはロルッカ・ビスケスであった。彼は終始落ち着かない様子で手足をせわしなく動かしていた。

ロルッカ「本当に姫さまは我々をザックス兵団などに渡すつもりであろうか」

ルイン「アイーダという海賊部隊の女がベルリの姉上だとか」

マニィ「そうなんだよ、ルイン。(表情は険しい)生まれたときからお姫さまで、トワサンガでもアメリアでもお姫さまなんだ。天才クリムはアイーダがトワサンガの人間だってことや、海賊部隊をやって宇宙戦艦を廃棄しなかったことも隠して温存してる。まだカードをいくつも持ってるんだ」

ルイン「いまの彼女は(ロルッカとミラジに向かって)あなた方が知っているレイハントンのご令嬢ではないでしょう。あれはあくまでグシオン総監の娘。アイーダ・スルガンです。だとすれば、あなた方のことなど別に」

ルインは笑いながら肩をすくめてみせる。ロルッカは頭を抱えてうつむいてしまった。

ルイン「まあそう悲観しないことです。だからこうして我々が救いの手を差し伸べた。ちゃんと事態を予測してあなた方をお招きしたのです。ロルッカさんとミラジさんがご協力いただけるなら、他のレコンギスタした方々もクンタラ国にお招きいたします」

ミラジ「そのことでご提案があるのですが」

ルイン「(居住まいを質して)聞きましょう」

ミラジ「先ほどクリムトンという方の演説で、残された時間は1年とありました。フォトン・バッテリーの備蓄のことを言っているのでしょうが、実は原子炉とか核融合炉というものがあって、それを使えば放射性物質がある限りほぼ無限にエネルギーが得られるのです。ウランが枯渇しているかもしれませんが、キャピタル・テリトリィというところは宇宙世紀時代の遺物を多く収集していたでしょう。あの中に使えるものがあるかもしれません」

ルイン「(思い出すように)ああ、博物館の・・・。でもさすがにあれは動きませんでしょう」

ミラジ「宇宙世紀が始まってから2千年とも1万年とも言われていますが、いわゆる宇宙世紀時代の遺物はほとんど原子炉とか核融合炉で動いていたのです。しかもそれらは半減期が1万年を超えるものを燃料にしておるので、とてつもなく丈夫に作られているのです。機体は動かなくとも、原子炉が生きている可能性はあります」

ルイン「フォトン・バッテリーの代替になると?」

ミラジ「リギルド・センチュリーになってからのものはユニバーサルスタンダードで、フォトン・バッテリーで動くものばかりですが、宇宙世紀時代の遺物は仕様もバラバラで、現代では再現できないものばかりです。つまり、そういうものが残っていても、博物館の学芸員では仕組みがわからず、取り外すことも容易ではありません」

ルイン「(不安そうに)しかい、核とは爆発するものでしょう?」

ミラジ「太陽が常に爆発していると考えればそうでしょうが、違うともいえます。そもそも外をごらんなさい。こんなに白いものが積もっている。地球は寒すぎます。あなた方がアグテックのタブーを犯すことを厭わないというのであれば、これを使わない手はありません」

ミラジの提案は受け入れられた。ルインはさっそくある人物を通してキャピタル・テリトリィと連絡を取り、原子炉がどこかにないか探らせた。






クリム・ニックの政治演説に呼応するように、グシオン時代の人類結束に賛同していた国々からアメリアに対して遺憾の意が発表された。ゴンドワン経由でフォトン・バッテリーの供給を受けている国々も含め、世界の半数以上が現在のアイーダ・スルガンの新方針に反対したのだ。

ただ、ゴンドワンに対して備蓄されたフォトン・バッテリーの供出まで表明した国は少なかった。

フォトン・バッテリーの備蓄が尽きるまで1年。戦争が始まればもっと早くそれは尽きてしまう。世界は不安に包まれ、クンタラへの暴力でそれを発散させる事件が相次いでいた。

キャピタル・テリトリィでもそれは同様であった。そもそもスコード教の支配地域で、クンタラ差別の色濃い土地柄であった。そこに起こったアーミー内のクンタラが戦艦とモビルスーツを奪って反乱を起こしたとのニュースはさらに彼らへの反感を掻き立てた。

それを鎮圧すべきキャピタル・ガードは、全員ザンクト・ポルトへ上がってしまっている。アーミーは慣れない治安出動で法を無視した威圧行動を取り、市民からの反感を買った。頼るものを失った市民たちが神にすがろうとも、肝心の法王が亡命してしまっている。キャピタル・テリトリィ市民のプライドはズタズタに引き裂かれていた。タワーも止まったまま動かなかった。

キャピタル・テリトリィ首相ビルギーズ・シバは、本来自分が果たすべき役割がすべて自分に戻ってきてから、国会の召集を諦めて首相官邸にこもりきりであった。

毎朝決まった時間に執務室に出勤することを、彼は自分の仕事だと認識していた。だから国会を閉じたままでも必ず執務室には決まった時間にやってきていた。そして何もしないのである。

彼には女性ばかり20人の秘書がいた。それも自分の特権だと思っていた。今まで誰もそれを咎めなかったのだから、肯定される行為だというわけである。

なかでも第1秘書のカリル・カシスは彼のお気に入りだった。彼女は1年前にクレッセント・シップが地球にやってきたときにヘルメス財団から派遣されてきた秘書で、美しくグラマーで頭の切れる女性であった。すべてを仕切れる有能さをシバは気に入っていた。

彼女に任せておけば自分は何もしないで済むからである。

カリル「与党野党の連名で国会開会要請が届いております」

シバ「無視しておけ。非常事態だ」

カリル「非常事態なら非常事態宣言を出せと議長から要請が来ておりますが」

シバ「バカじゃなかろうか。非常事態宣言など出したら本当に非常事態になってしまう。非常事態だと心の中で思っているだけでいいのだ(こぶしで胸をポンポンと叩く)」

カリル「キャピタル・アーミーからこれ以上治安出動に人員は割けないと話が来ています。国内で反乱を起こしたクンタラ討伐に専念したいと」

シバ「クンタラだって有権者なんだ。そんなこと認められるか。無視しておけ」

カリル「それでは法治主義が」

シバ「どいつもこいつも要請要請、自分で考えて行動できないのか。責任を押し付けるな」

カリル「国会を召集しないから責任が首相の元へ来るのでございます。提案なのでございますが、国会を開会し、法案を通しさえすれば要請は首相官邸に参りません」

シバ「本当? 何日くらいかかる?」

カリル「政府与党から法案を出さず、議員立法のみの処理であれば最短で3日で終わります。与党側への根回しはやっておきましょう」

シバ「(ふいに激高し)ウィルミットとナグ法王に騙されたわ! ガードは逃げたじゃないか。調停をすると国民に約束したのに恥をかかされた。いまは誰がこの国の責任者なんだ?」

カリル「あなた様です」

シバ「そんなバカなことがあるか。選挙に勝ってわしの仕事は終わったのだ。任期中ここに毎日通うのがわしに仕事だ。ちゃんとやってるじゃないか。1秒だって遅れたことがあるか?」

カリル「ございません。では提出された議員立法300件をすべて3日で処理するということでよろしいですね。法案内容のご検討は?」

シバ「わしにそんなことがわかるはずがないだろう!」

カリル「では整合性が取れない箇所だけ見つけさせ、あとは自動的に採決させます。議員の皆様も仕事ができて喜びましょう。ところで先ほどのクンタラ討伐の件なのですが」

シバ「なんだ?」

カリル「わたくしもクンタラなのです」

シバ「そうなの? そんなにおっぱい大きいのに?」

カリル「おっぱいの大きいクンタラなのです。アーミーがもしクンタラ討伐部隊を編成した場合、わたくしも捕らえられお仕事のお手伝いができなくなってしまいます。どうかご堪忍くださりたく」

シバ「(真剣な表情で)君がいなくなるのは困る。他の秘書は単なる飾りで仕事ができるのは君だけだ。おお、そうか。クンタラの票をまとめてくれたのも君だったな。(ようやく気付き)クンタラ討伐などしたらわしが当選できなくなるじゃないか! アーミーこそが反乱軍だ!」

カリル「ではわたくしは議員立法の精査をするので失礼いたします」

首相執務室を後にした彼女はその足で秘書室へと入っていった。秘書室にはすべての女性秘書が集結していた。





ビルギーズ・シバの抱える20人の美しい秘書たちは、専用の秘書室の中でカリル・カシスの帰りを待っていた。戻ってきたカリルは不敵に笑みをたたえており、仕事が上手くいったことは誰の目にも明らかだった。部屋に集まった秘書たちが彼女の元へと駆け寄ってきた。

秘書B「どうだった?」

カリル「(手をひらひらさせながら)誰かひとりあっち行って首相のお相手をしてあげて。胸を触られても怒っちゃダメよ。(手招きで全員を輪にならせて)議員立法をすべて通せる手はずになった。これで法的にクンタラへの暴力は違法になる。それでもクンタラ討伐隊が結成されれば、アーミーを違法組織にできる。もうあちらには人材がいないんだ。クンタラは勝てるよ」

秘書B「ジムカーオ大佐が戻ってくれば、わたしたちクンタラの願いが実現する!」

秘書たちはいままでの人生で味わった数々の屈辱を思い出して涙した。美しく生まれても、豊かな家庭に生まれても、学校の成績がどれほどよくとも、彼女たちはキャピタル・テリトリィという土地にあって最下層の扱いしか受けられなかったのだ。

それがいま、終わろうというのだ。彼女たちにとっては夢のような出来事であり、その出来事に彼女たち自身が関与していることは誇りそのものであった。

そして彼女たちには力強い仲間がいた。

その名はルイン・リー。最難関キャピタル・ガード養成学校を首席で卒業し、キャピタル・アーミーの中で異例の出世を遂げた人物であった。彼はクンタラの女性の中の憧れであり、ヒーローであった。1年前の戦争でこそ敗れたが、いま彼は再起を図ろうとしている。

秘書C「ゴンドワンのルイン・リーから先ほど連絡があって、博物館の人員を使って原子炉か核融合炉をゴンドワンに運ばせて欲しいとのことです。なんでもフォトン・バッテリーの入手に失敗したときの保険だとか。他に何か使えるモビルスーツがあれば送ってくれと」

カリル「ルインとマニィは頑張ってるみたいね」

カリルは自分より3つ年下のルインを労うように話した。皆には話してはいなかったが、カリルはルインがベルリのG-セルフという機体にこっぴどくやられたこと、住む場所を失ってしばらく放浪していたことなどを知っていたのだ。

よくぞあの状態から復活したものだと、カリルは素直に感心していた。

カリル「あの子もよくやっている。(真剣な表情になって)首相名義で書類を出して今日中に運ばせて頂戴。わたしは首相に読ませるアメリア批判声明の準備をするわ。アイーダとかいう娘もこれで終わりね。天才クリムくんがいなければ、スコード教の言いなりにならなきゃいけないところだった」

秘書D「スコード教徒を皆殺しにしてクンタラだけ生き残る。クンタラだけの理想郷がついに出来上がる。そしてヘルメス財団の人間を地球に招いて使役する。クンタラが支配者層になる!」

ビルギーズ・シバの秘書たちはお互い抱き合って涙した。クンタラである彼女たちは、他の地球人と違って士気が高い。

クレッセント・シップがやってきたからといって、クンタラの戦いは終わってはいなかったのである。

カリル「博物館の学芸員で、1番原子炉に詳しい人をこちらによこして。それから、繭にくるまれて発掘された2体のモビルスーツのうちの1体がまだ地球に残っていたでしょう? あれをビーナス・グロゥブの連中に整備させてゴンドワンに送りましょう。南部に放棄された基地があるから、あそこを使えばいい。すぐにトラックの手配をして!」



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この続きはvol:26で。次回もよろしく。



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