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「グレートマジンガー 対 ゲッターロボ」 (1975年作品)感想 [映画]

1975年春の東映まんがまつり作品。

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もうこの頃になると東映まんがまつりは卒業していた。劇場版とはいえ、中身は30分しかなく、ただ一緒に戦うだけで大きなドラマはない。

「マジンガーZ」のシリーズには、兜甲児が中途半端に退場したという大きな欠点がある。製作者にとっては新しいシリーズに切り替わっただけなのだが、「マジンガーZ」の最終回のインパクトが強かったために、終わるはずの物語が終わらなかったのだ。

製作にとってアニメは商品であり、彼らは売り手である。彼らが相手にしているのは作品の受け手ではなく、商品の買い手だ。売り上げの落ちてきた「マジンガーZ」にはテコ入れが必要であり、新しいおもちゃを買わせるためには新しいロボットアニメ作品が必要であった。そして、新しいロボットを魅力的にみせておもちゃを買わせるためには、古い主人公が輝いてはいけなかったのだ。

この「マジンガーZ」と「グレートマジンガー」の切り替わり問題が、小学校低学年だったオレに、「売り手と買い手」「作り手と受け手」の問題意識を芽生えさせた。もしくはその球根になった。オレが製作嫌いの制作好きになったのは、ひとえに兜甲児のヒロイズムが完結しなかったことに起因するのだ。物語の完結に拘るようになった原因も、おそらくは兜甲児の中途半端な退場劇によるものだろう。

そんなモヤモヤを抱えた小学生は、優等生の剣鉄也が好きになれず、また新ヒロインである炎ジュンに至っては一切の感情移入を拒んだ。学校で「グレートマジンガー」が話題になることはほとんどなく、もっぱら「猿の軍団」で盛り上がっていた。あれはおもしろかったな。

「ゲッターロボ」は、やたらと盛り上がるアニソンの影響もあって観ていたはずだが、同じ永井豪の作品ということもあって、頭の隅に兜甲児がチラつくたびによくわからない情動によって避けるようなところがあった。

そんなわけだから、この劇場版は、信じられないことに初見であった。

初めて観たのだ。自分でも驚いた。


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